禿漫画読書録

禿が読んだ漫画について感想を述べていきます

カレー沢薫先生どうしたんですか!?「きみにかわれるまえに」

無類の猫好きのカレー沢薫先生による、すべてのペット好きに贈る「きみにかわれるまえに」を紹介します!

きみにかわれるまえに

きみにかわれるまえに

あらすじ

ギャルはペットショップで伽悪栖(キャオス)と出会う。

ギャルは思った以上に伽悪栖にお金がかかることに驚いたり、伽悪栖を飼っていることが理由で玉の輿を逃したりしつつも、伽悪栖の世話を続ける。ある日、夢に伽悪栖が出てきて…。

(第1戎 きみの生涯はだいたい10年から15年です。でも私は80年ぐらい生きます。きみと別れてからも、私の人生は長く続きます)

見どころ

デビュー作のクレムリンからだいぶ遠くに来てしまった(いい意味で)、カレー沢薫先生の大ヒット作です。

Twitter でめっちゃ感想が流れてくると思ったら、全部先生のリツイートでした。エゴサ乙です、先生。

カレー沢薫先生はクソギャグ漫画(褒めている)からエッセイ、そして最近はペット・終活のシリアス系とマルチに活動していて異才なのですが、クソギャグ漫画(褒めている)系が最近でてこなくて寂しいです。新海誠が「君の名は。」でメジャー(?)デビューしてしまったときの往年のファンってこんな感じでしょうか。

「きみにかわれるまえに」は17の短編で構成されていて、そのそれぞれでペットと飼い主の関わりが描かれています。

ペットを飼うことについての良い面を描きつつも、「良いことだけじゃないよ」というメッセージが伝わってきます。

なので、本作はぜひ GACKTにはぜひ読んでもらいたい ですね(時事ネタ)。

印刷屋さんお仕事系コメディ「刷ったもんだ!」1巻

みんなどこかでお世話になっている印刷屋さんなるほどコメディ「刷ったもんだ!」1巻の紹介です。

あらすじ

元ヤンで印刷会社勤務の「真白 悠」は、過去を知られないよう職場での接触を避けつつ、プライベートはSNSで同クラスタのH.N.「こしあん」と好きな作家金森幸也の漫画の感想を交換していた。ある日、金森ファンのオフ会に出かけるとそこには職場でソリの合わない「黒瀬 宏文」がいて…

見どころ

お仕事系はさんりようこ先生の「猫の手貸します!」から入ったのですが、その業界特有の知識とか苦労を見聞きするのってなんか楽しいですよね。

で、「刷ったもんだ!」は印刷会社さんのお話です。

ピンクな同人誌の校正を同僚とするのがつかみの1話で、誤植シール貼り、メタルブックマーカー、エロうちわ、ドローンで卒アルの写真撮りなど、いろいろなお仕事を主人公の真白が体験するお話です。

話が純粋にお仕事系として面白くて、紙の書籍ってだいぶ減ったけどそれ以外にも印刷会社って色々なことをしているのがよくわかります。卒アルは常連で何度か出てくるみたい…

印刷のお仕事以外にも真白の仕事に対する姿勢や黒瀬の対女性の理系童貞特有の反応とか、オフィスコメディとしても楽しめます。

あの幼なじみがこんなに可愛いわけがない「幼なじみになじみたい」1巻

久しぶりにあった幼なじみが可愛くなっていた系の「幼なじみになじみたい」1巻のご紹介です。

あらすじ

大学の理工学部の「富士見野大助」は、幼なじみの「日野まつり」と待ち合わせをしていた。

待ち合わせ時間の少し前、かわいい女子に道案内を頼まれるが実は…

見どころ

がさつだった幼なじみが可愛くなって再会とか、ワニマガジンの成人向けでは1億回ぐらい繰り返されたパターンですね。あと「異世界おじさん」もあります。ええ、好きですとも。

舞台は青森で、コミックではエピソードの間に大光寺先輩が青森ネタを挟んできます。りんご食え。

基本的に出てくるキャラクターは大助、まつりと大光寺先輩の3人のトライアングラーな配置です。

大助はボクシングやってて勉強熱心で、性格も実直なので同性からも普通に好感がモテるタイプです。まつりは容姿が可愛くて、性格はぽんこつかわいい感じですね。大光寺先輩はエロ可愛いタイプです。

新挑限先生はキャラが目が逆かまぼこになる特徴的な描写があるのが気に入っていて、それは「幼なじみに馴染みたい」の次の作品の「じいさんばあさん若返る」にも引き継がれています。

まつりにはもうちょっとオシャレしてほしかったかな〜。

おまわりさんの日常コメディ 「ハコヅメ〜交番女子の逆襲」1巻

クッソ面白いお仕事系漫画を見つけたのでご紹介します!

あらすじ

地方警察の交番勤務だが激務で早くも警察官になったことを後悔している新人婦警の川合は、ある日パワハラで刑事課から飛ばされてきた藤とペアを組まされる。

藤と組んで川合は自身の仕事の意味を見つめなおす…

(その1 アンボックス(箱から逃げろ))

見どころ

ドラマやコミックでよくある警察モノってなんかこう花形の刑事課が中心になっているのが多くて、交番勤務のじみーなところは全然やらないので、現実のおまわりさんの実態をよく知らない人も多いんじゃないかと。

その点、ハコヅメは地方交番や所轄のじみーな設定が細かく表現されていて、その上でさらに登場人物が動いている感じがあって、警察のお仕事系コミックとしてよくできていてとても○です。

それもそのはず、作者は10年間の交番勤務の経験があるガチの元おまわりさんでした。

元刑事課で交番勤務の、才女だけどゴリラ扱いされる藤、藤のペアっ子で天然処女の川合、刑事課の天パでアホだけど聴取の天才の源、源のペアっ子でアホの山田がメインで話が進んでいくのですが、ボケとツッコミのテンポがとても良くて、電車の中で読むと笑いが堪えられなくて詰みます。

1巻はおまわりさん初心者向けの内容で、日常的な話が主です。

ただのおまわりさん日常コミックと侮ることなかれ、プロットは細かく、1巻?ページ目がすでに伏線だったりします。

その他

既刊15巻で、このまえコミックDAYS読んだら完結していたので、16巻で完結になると思われ。

また、ハコヅメ番外編のアンボックスがモーニングで掲載を開始していて、完結後も少しだけ彼ら彼女らの話が続くようです。

2巻以降もちょっとずつ紹介していこうかと思うので、よろしくおねがいします。

禿の読書スタイル

基本的に禿は電子版でコミックを購入・閲覧しています。

よく使うのはBOOK☆WALKERです。

bookwalker.jp

ちょくちょくポイントアップや割引で購入できるのでおすすめです。

また、KADOKAWA系の雑誌はBOOK☆WALKER 読み放題で購読しています(836円/月)。

bookwalker.jp

講談社の雑誌はコミックDAYSで購読しています(960円/月)。

comic-days.com

鬱々とした世界で戦争は続く…「戦士に愛を」

あんまり自分の中ではヒットしなかったのですが、ヒットしなかったことも含めて感想です。

あらすじ

毒で世界が汚染された未来。

40歳までの寿命しか持たない人造人間のウィズは機構政府の汚染除去計画の縮小にともない、プラントの仕事を失って途方に暮れていた。

仕事と寿命のない人造人間たちが都市で起こした暴動でプラントの後に決まっていた仕事も失うウィズは、志願兵として連合国と戦う兵士になるのであった…

見どころ

映画プラトーンとか、だーれも幸せにならない感じの方面の戦争モノ。なので、おそらく好きな人は多分好きだと思う。

作中で主人公は鬱屈とした雰囲気の中でただただ敵と戦い、理不尽に味方が死んでいき、誰も報われない、よくある戦争。砂ぼうずと方向性は近いかも。

既刊2巻+分冊版が出ているけど、話が「世界の秘密」に入っていて、早くも畳みにかかっている感じはある。